デイトレの押し目買いや飛び乗りで入る場合、なるべく、日足ベースで上昇傾向の銘柄を狙います。
上昇傾向の判断基準はいくつかあるのですが、「安値を切り上げているかどうか」で判断しています。
日足チャートの高値と安値を線で結んでいき、「波」を描いてきます。
そして、安値が切り上がっている銘柄を選ぶわけです。
【実例解説】マーチャント・バンカーズ(3121)
例を挙げておきましょう。
下のチャートは、2021年11月5日にメインでトレードしたマーチャント・バンカーズ(3121)の日足チャートです。
赤い丸で囲ったところが安値です。
切り上がっているのはわかると思います。
もちろん、安値が切り上がっているからといって、デイトレで買えば必ず儲かる、というわけではありません。
入るタイミング次第では損失が出ます。
そのため、5分足チャートで「上昇の流れの継続」が確認できてから(日足のトレンドと同じ方向になってから)、買いのタイミングを探します。
前場、お疲れ様でした。
前場は得意な展開になったので、取りやすかったです。
メインはマーチャント・バンカーズ。
日足と5分足で上昇傾向が続いています。
崩れる銘柄が多い中、しっかりしていました。
あとは、夢展望や理経などに入りました。— 二階堂重人 (@shigeto_nikaido) November 5, 2021
【実例解説】キョウデン(6881)
もう1つ例を挙げておきましょう。
下のチャートは、直近で何回かツイートしたキョウデン(6881)の日足チャートです。
赤い丸で囲ったところが安値です。
先ほどと同じように、切り上がっているのがわかると思います。
この銘柄も、押し目買いや飛び乗りで何回も入っています。
昨日のキョウデンのように、日足ベースで上昇トレンドの銘柄は、5分足が上昇トレンドに転換した後、買いのタイミングを見計らって入るといいですよ。
日足ベースで上昇トレンド
↓
5分足が下降トレンドに転換(日足では押し)
↓
5分足が上昇トレンドに転換
↓
買いのタイミングを見計らって入る— 二階堂重人 (@shigeto_nikaido) October 28, 2021
押し目買いや飛び乗りで入るときは、このような銘柄を選んでいます。
できれば、高値も切り上がっているほうがいいでしょう。
高値も切り上がっていれば、ダウ理論によるトレンド分析でも上昇トレンドになるからです。
ちなみに、5分足チャートで節目を下抜けしたら、一旦、ポジションを決済します。
そして、再び「上昇の流れの継続」が確認できたら、買いのタイミングを探します。
まとめ
日足チャートで安値が切り上がっている銘柄を狙う。
5分足チャートで「上昇の流れの継続」が確認できてから(日足のトレンドと同じ方向になってから)、買いのタイミングを探す。
画像出所:松井証券『ネットストックトレーダー』