デイトレードで「狙う銘柄」「狙う状況」

デイトレードで「狙う銘柄」「狙う状況」について簡単にまとめました。
「デイトレードで何をやっても上手くいかない」という方は、参考にしてみてください。

デイトレードで「狙う銘柄」

まずは、「銘柄選び」です。
デイトレードで狙う銘柄について。

「毎日、特定の銘柄をトレードする」
というのもいいでしょう。
たとえば、「毎日、レーザーテックをトレードする」「毎日、三菱重工業をトレードする」というように、毎日、決まった銘柄をトレードする。
毎日トレードすることで、その銘柄のクセ(値動きの特徴)がわかってきます。
「このくらいの値幅は動くだろう」「この節目で反発するだろう」というように。
クセがわかれば、トレード戦略が立てやすくなります。
利益にもつながりやすいでしょう。

しかし、私は「特定の銘柄を決めてトレードする」ということはしていません。
なぜなら、
短期トレードは「旬の銘柄」を追いかけたほうが稼ぎやすい
という考えを持っているからです。
「旬の銘柄」とは、何らかの理由で(短期的に)トレーダーの注目が集まって、売買が活況になっている銘柄のことです。
たとえば、「インパクトのある材料が出た」とか「決算が良かった」などで、普段よりも売買高が極端に多くなっているような銘柄です。
こういった銘柄のほうが入れるタイミングが多いし、上手くいったときに大きな値幅を獲れます。
「利益の上振れが大きい」というわけです。
こういったことから、その日に旬と思える銘柄を探してトレードをしています。

はじめのうちは、「知らない銘柄」「トレードしたことがない銘柄」をトレードすることに不安があるかもしれません。
しかし、すぐに慣れます。

デイトレードで「狙う状況」

次は、「狙う状況」についてです。
どのような状況でエントリーすればよいのか?
これは、「トレードスタイル」や「手法」によって違ってきます。
買いで入るのであれば、「5分足ベースで上昇傾向になっている状況」がいいでしょう。

「上昇傾向になっているかどうか」の判断方法には、さまざまな方法があります。
自分が使いやすい方法でいいでしょう。
移動平均線
トレンドライン
ダウ理論
ボリンジャーバンド
MACD
RSI
などを使った分析が一般的です。

私の場合は、移動平均線とボリンジャーバンドを使うことが多いです。
あと、ダウ理論とトレンドラインを補助的に使います。

株価が上昇傾向になっている状況で、何らかの「手法」や「エントリーパターン」を使って入ります
私の場合は、「(上昇傾向になっている状況で)捕まえにいく」といったイメージです。

【実例解説】

では、実際のチャートを使って解説しましょう。
下のチャートは岡本硝子(7746)の5分足チャートです。
左半分が2024年12月4日、右半分が12月5日のチャートです。

2024年11月28日に、
「放熱素材に特化したスタートアップ企業のU-MAPと、窒化アルミニウムセラミックス基板の量産体制を確立した上で、資本業務提携を締結した」
という材料が出ました。
「4.5インチサイズの同基板を月産3万枚規模で生産可能とする体制を整え、流動品の販売を開始(※株探より引用)」ということなので、「実際にお金が流れてきそうな材料」です。この「実際にお金が流れてくる」ということが重要なポイントです。
「株価が大きく上がりやすい材料」といえます。
材料の分析方法については、別な記事で解説します(今日か明日に掲載予定)。
デイトレードで狙う銘柄としては最適です。

11月29日に高値をつけた後、日足ベースで調整していました。
しかし、12月4日の14時くらいから、5分足ベースで上昇傾向になりました。
そして、翌12月5日の12時50分くらいまで上昇傾向が続きました。
赤い四角で囲ったところです。
この期間に、デイトレードで狙うわけです。
押し目買いでもいいし、波乗りでもいいでしょう。
リバウンド狙いで入って、ポジションの半分はリバウンドで利食いし、残りの半分で大きな値幅を狙ってもいいでしょう。
また、上昇傾向が続くかぎり、複数回入ってもいいし、持ち続けてもいいでしょう。
「狙う銘柄」と「狙う状況」が良ければ、ざまざまな立ち回りができます。
立ち回り次第で、大きな利益を手にできます。

以上です。
「デイトレードで上手くいかない」という方は、「狙う銘柄」と「狙う状況」を見直してみてください。

 

私が使っている「リバウンド狙い手法」です。
『リバウンド狙い手法 1分足編(デイトレ・スキャルピング)』はこちら
私が約20年かけて作り上げたリバウンド狙い手法について書いてます。
リバウンド狙いなら、どのような相場状況でも稼ぐチャンスがあります。
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