「拾い集め」については書籍やツイッターで何度か触れていますが、あまり詳しく説明したことはありません。
稼げるので書かなかっただけです。
「拾い集め」とは、リバウンド狙いの1つです。
全体が急落したところで拾い集めるようにして多くの銘柄を買うので、このように呼んでいます。
買う銘柄のリストを予め作っておき、そのリストにある銘柄が急落したら株を買います。
そして、リバウンドしたら、すぐに利食い。
ほとんどが、スキャルピングとして、小さな値幅で利食いします。
底値で拾えたようなときはポジションの半分を残すこともあります。
その場合は、安値を更新したらロスカットします。
拾い集める銘柄
狙う銘柄は相場によって異なります。
割安な銘柄を狙うこともあれば、底値圏で横ばいの銘柄を狙うこともあります。
今の相場では、約1ヶ月以内に急騰した銘柄を狙っています。
「上昇しはじめの起点と高値に対して、現在の株価がどの位置(高さ)にあるか」を調べ、リスクを割り出す。
そして、「どのくらい下落すれば買えるか」を見極めます。
普段のリバウンド狙いと異なるのは、「板が薄い銘柄もトレードの対象にする」ということです。
板が薄い銘柄は、希望する株数を買えないことと、決めたタイミングでロスカットできないことが多いので、普段はデイトレの対象にしていません。
しかし、「拾い集め」ではこういった銘柄も対象にしています。
拾うタイミング
銘柄リストの作成はそれほど難しいことではありません。
難しいのは、拾うタイミング(株を買うタイミング)です。
相場全体が急落したタイミングで買います。
具体的には以下のようなタイミングです。
「相場全体の下落スピードが加速し、株を持っている人が恐怖を感じてぶん投げたようなタイミング」
このタイミングのときに、リストの中から同じように下落スピードが加速している銘柄を買います。
仕掛ける株数
仕掛ける株数は銘柄によって異なります。
板が厚い銘柄はそれなりの株数を仕掛けます。
逆に板が薄い銘柄は逃げられそうな分だけ仕掛けます。
拾い集めについての説明は以上です。
買うタイミングはかなり難しいです。
しかし、経験を積んでいくと、わかるようになります。
言うまでもありませんが、反射的なロスカットができないと「拾い集め」で稼ぐことはできません。