この記事では、初心者の方におすすめのデイトレード・スタイルをランキング形式で紹介します。
勝てるようになるきっかけになれば嬉しいです。
1位 ギャップダウンした銘柄のリバウンド狙い
これはデイトレ・ブームだった2005年に出した『これから始める株デイトレード』の中で紹介した、8つのエントリーパターンのうちの1つです。
1位にした理由は、やり方が(他の方法よりも)簡単で、なおかつ、稼げるからです。
やり方は簡単です。
ギャップダウンした銘柄を寄り付き、または寄り付き直後に買って、狙い通りにリバウンドしたら利食いします。

もちろん、「ギャップダウンした銘柄はなんでも買い」というわけではありません。
買っていい銘柄と買ってはいけない銘柄があります。
株価が日足チャートでかなり高値圏にあり、調整がほとんど入っていないような銘柄は、ギャップダウンした後、さらに大きく下落することがあるので、買わないほうがいいでしょう。
また、寄り付きで買ったほうがいい場合と寄り付きよりも少し下で買ったほうがいい場合があります。
どちらにするかは、「板状況」や「チャートの形」によって決めます。
利食いの値幅は「板状況」や「寄り付き後の値動き」で決めます。
買い板が厚ければ、ポジションの半分をリバウンドしたところで利食いし、残りの半分でより大きな値幅を狙います。
このトレードスタイルによって寄り付き直後に利益を出せると、その日の立ち回りが楽になります。
精神的にも楽ですし、この分の利益でリスクを取り、別なエントリーパターンでより大きな利益を狙うといった立ち回りもできます。
『これから始める株デイトレード』の読者の中には、
「このエントリーパターンで稼げるようになった」
「今でもこのエントリーパターンで稼いでいます」
という方がけっこういます。
2位 チャートの節目を使ったトレード
これは、チャート上の節目を使った、「リバウンド狙い」や「押し目買い」です。
1分足チャート、5分足チャート、日足チャートで節目を見つけ、株価がその節目辺りまで下がってきたときに入ります。
なるべく、節目に引き付けて入ります。
「節目の強弱」が判断できるようになれば、けっこう稼げます。
節目には「強弱」があります。
「強い節目」と「弱い節目」です。
「強い節目」は株価が突き抜けてしまう確率が低いので、トレードの勝率は高くなります。
「弱い節目」は株価が突き抜けてしまう確率がやや高いので、トレードの勝率はやや低くなります。
「節目の強弱」を見極めるにはコツがあります。
そのコツさえわかってしまえば、強弱を簡単に判断することができます。
3位 材料株の押し目買い・ブレイクアウト
これは好材料が出た銘柄に限定したトレードです。
基本的には、材料が出て急騰したところで飛びつかず、押し目を待って入ります。
押し目がほとんどなくて横ばい場合は、レンジをブレイクアウトしたところで飛び乗り買いで入ります。
材料の良し悪しを見極められるかどうかで、勝率がだいぶ変わります。
材料の良し悪しが判断できれば、「上値の余地が大きいかどうか」も判断できるので、勝率が高くなるわけです。
「上値の余地が大きい」と思えば、積極的に買う。
「上値の余地が小さい」と思えば、見送る。
このトレードの場合、上手くいくと大きな値幅を得ることができます。
最近では、エス・サイエンス(5721)で大きく獲れました。
材料を分析して「上値余地がけっこうありそうだ」と思ったので、積極的に入りました。
材料の良し悪しを見極めるのにもコツがあります。
そのコツさえわかってしまえば、強弱を簡単に判断することができます。
これら3つのトレードスタイルだけでもけっこう稼げると思います。
4位以降についても、どんどん掲載していきます。