デイトレ講座の第2回目は、「リスクを小さく取る」です。
Xでは、何度も「リスクを小さく取ったほうがいい」とポストしています。
これは、私自身がリスクを小さく取るようにしてから、デイトレの収支が良くなったからです。
リスクを小さく取るようにしてから、以下のような変化がありました。
・大きく負けることが少なくなった
・マイナスになる日が少なくなった
その反面、
・ロスカットの回数が増えた
というデメリットもあります。
なので、「ロスカットをしたくない」という人には、リスクを小さく取るトレードは向いていません。
一方、「ロスカットの回数が増えても、収支を良くしたい」という人には、向いていると思います。
取るリスクとは?
「リスクを小さく取るとは、どのようなことなのか」
これを解説する前に、まずは「取るリスク」について説明しておきましょう。
「取るリスク」とは、「エントリー価格」と「ロスカット価格」の差のことです。
取るリスク = エントリー価格とロスカット価格の差
たとえば、株価500円で買ったとします。
買った後に、495円まで下がったらロスカットします。
この場合、「取るリスク」は5円ということになります。
リスクを小さく取るとは?
では、「リスクを小さく取る」とは、どのようなことなのか?
これには3通りの考え方があります。
※説明をわかりやすくするために、「買いの場合」に限定します。
①下値リスクが小さい状況で入ること
②取るリスクが小さい状況で入ること
③リスクが小さい状況ではないが、取るリスクを小さくすること
①は、「下値リスクが小さい状況で買うこと」です。
たとえば、想定される下落余地が3円くらいしかない、5円くらいしかない、という状況で買うことです。
②は、「取るリスクが小さい状況で入ること」です。
デイトレ講座の第1回で述べた通り、「エントリーしたときの根拠が否定されたとき」にロスカットします。
この価格までの値幅が小さい状況で入るということです。
たとえば、エントリーした価格から、エントリーしたときの根拠が否定される価格までの値幅が3円しかない、というような状況でエントリーすることです。
③は、「リスクが小さい状況ではないが、取るリスクを小さくすること」です。
「エントリーした価格から、エントリーしたときの根拠が否定される価格までの値幅に関係なく、小さい値幅でロスカットする」ということです。
たとえば、エントリーした価格から、エントリーしたときの根拠が否定される価格までの値幅が20円だったとします。
この値幅に関係なく、エントリーした価格から3円下がったらロスカットする。
このようなことです。
①〜③の中で、最も良いのは①です。
下値リスクが小さいわけですから、想定される下落余地も小さいわけです。
理想的なエントリーといえます。
②や③でも、取るリスクを小さくすることで、収支を良くできる可能性があります。
「取るリスク」の目安
では、1回のトレードで、どのくらいのリスクを取ればよいのでしょうか?
目安はどのくらいなのか?
人それぞれ、トレードスタイルや狙う値幅、実力が違うので一概にはいえないのですが、「1回のトレードでサクッと取り戻せるくらい」がいいと思います。
たとえば、
「5万円くらいなら、サクッと取り返せる」
というのであれば、1回のトレードで取るリスクは5万円までにします。
つまり、損失が出ても、普段のトレードを続けていけばサクッと取り戻せるくらいの金額にしておくわけです。
ご自身のトレードを振り返って、「いくらくらいなら、サクッと取り戻せるのか」を考えて、取るリスクの目安にしてみてください。
「入り直し」
取るリスクを小さくすると、ロスカットする回数が増えます。
その後、同じ銘柄でいいタイミングがあれば、再び買ってもいいでしょう。
これが「入り直し」です。
買ってダメなら、小さな値幅でロスカットする
↓
その後、いいタイミングがあれば、買い直す
このようなトレードを繰り返します。
損切り貧乏にならないのか?
「リスクを小さく取ったほうがいい」
このようなことを提案すると、必ずといっていいほど、「そんなことをしたら、損切り貧乏になってしまう」という人がいます。
損切り貧乏とは、ロスカットを何度も繰り返すことで、小さな損失が積み重なり、結果として、まとまった資金を失ってしまう状態のことです。
たしかに、取るリスクを小さくすると、ロスカットの回数が増えるため、損切り貧乏になる可能性があります。
そのため、「エントリーの精度」や「手法の精度」を高めていく必要があります。
まとめ
先にも述べたとおり、私はリスクを小さく取るようにしてから、デイトレの収支が良くなりました。
なので、「デイトレでなかなか勝てるようにならない」という人には、一度、試してもらいたいと思っています。
実際に試してみて、
「なんだか、自分には合わないな」
「このようなトレードはやりたくないな」
「リスクを小さく取るようにしても、うまくいかないな」
ということであれば、やめてください。
逆に、試してみて「うまくいきそうだ」と感じたら、続けてみてください。
そして、少しずつ「エントリーの精度」を高めていけば、良い方向に変わるかもしれません。



