デイトレードのコツ①は「資金が流入しているセクターを狙う」です。
セクターとは、「業種」と捉えてよいでしょう。
不動産業、海運業、サービス業、保険業などのセクターがあります。
上場されている銘柄は、これらのセクターに分類されているわけです。
大きな資金が流入しているセクターの銘柄は、株価が上がりやすくなります。
そのため、デイトレ当日に資金が流入しているセクターを把握することはとても大切なことなのです。
資金が流入しているセクターはどのようにして調べるの?
資金が流入しているセクターの調べ方はいくつかあります。
私(二階堂重人)のやり方を紹介します。
東証業種別株価指数ランキングを使う方法
値上がり率ランキングを使う方法
東証業種別株価指数ランキングを使う方法
1つは、「東証業種別株価指数ランキングを使う方法」です。
松井証券のQUICK情報に「ランキング 東証業種別株価指数」というページがあります。
33業種の騰落率ランキングです。
これを見れば、「資金の流入しているセクター」がすぐにわかります。
ランキング上位の業種に資金が流入しています。
この日(2024年7月31日)は「銀行業」が1位。
「銀行業」に資金が流入していたことがわかります。
※この日は、日銀が政策金利を0.25%に上げました。
画像出所:松井証券のQUICK情報(現在、QUICK情報は有料になっているかもしれません)
値上がり率ランキングを使う方法
もう1つは、「値上がり率ランキングを使う方法」です。
値上がり率ランキングにランクインしている銘柄の業種を見て、資金が流入している業種を特定します。
同じ業種の銘柄が多く入っていれば、その業種に資金が流入していると考えてよいでしょう。
ただ、このやり方ではわかりにくいこともあります。
なので、先に紹介した「東証業種別株価指数ランキングを使う方法」」のほうをおすすめします。