この記事では、株デイトレやスキャルピングの練習方法を紹介します。
「デイトレやスキャルピングの練習をしたいけど、何をすればよいのかわからない」という方は参考にしてみてください。
銘柄選び
以下の条件に該当する銘柄を選びます。
①株価100~600円
②値動きが大きい
③板が薄くない
④上昇トレンド中
⑤好材料が出ている
⑥多くのトレーダーが注目している
⑤と⑥がよくわからなければ、①~④の4つだけでもかまいません。
ポジションの大きさ
練習は100株から始めてください。
100株だけでトレードを繰り返すということです。
慣れてきたら、少しずつ株数を増やしていきましょう。
入るタイミング
5分足チャートで上昇トレンドのときです。
いろいろなタイミングで入ってみてください。
板とチャートをよく見て、なるべく、入った後に株価が下がらないタイミングにします。
よく考えて入るタイミングを決めましょう。
ロスカットと利食い
株価100~300円の銘柄は建値から2円下がったらロスカットします。
株価301~600円の銘柄は建値から3円下がったらロスカットします。
たとえば、300円の銘柄を買ったとします。
この場合、株価が298円になったらロスカットするわけです。
これを淡々と繰り返します。
当然、ロスカットにならないで株価が上がっていくことがあります。
その場合は以下のようにしてください。
株価が建値から5円上がったら、決済のポイントをずらして、建値にする。
株価が建値から10円上がったら、決済のポイントを建値から5円上にする。
株価が建値から20円上がったら、決済のポイントを建値から10円上にする。
株価が建値から30円上がったら、決済のポイントを建値から20円上にする。
※株価が建値から10円上がるごとに、決済のポイントを10円上げていきます。
この練習をすることで、何ができるようになるのか?
この練習をすることで以下の2つができるようになります。
①損小利大のトレード
②決めたタイミングでのロスカット
トレードにおいてこの2つはとても大切です。
それができるようになるわけです。
この練習はかなり難しいと思います。
建値から2円なんて、一瞬で下がってしまうこともあります。
そのため、先にも述べた通り、入るタイミングをよく考えることが大切です。
「板がどのような形のときに入れば、ロスカットになりにくいのか?」
「チャートがどのような形のときに入れば、ロスカットになりにくいのか?」
練習を続けていけば、「気付き」があると思います。
練習では「ロスカットが続いて損失が積み上がっていく」ということがあります。
しかし、確率上では、どこかで「当たり」を引きます。
ロスカットに引っかからず、株価が大きく上昇していく。
この「小さな損失を積み重ねて、大きな利益を得られるチャンスを待つ」ということを覚えることが大切です。
覚えれば、「損小利大」のトレードができるようになるはずです。
現在は売買にかかるコストがきわめて低いので、「入ってダメならすぐにロスカット、うまいったら大きな利益を狙う」というスタイルがおすすめ。
このようなトレードなら、大きな損失を出す確率がきわめて低いといえます。