デイトレで毎日を給料日にするためにしていること

この記事では、私がデイトレで毎日、利益を出すためにしていることをまとめています。
デイトレで安定して稼ぐのはかなり難しいことです。
しかし、自分の得意、不得意を知り、負けにくいトレードに徹すれば、安定して稼げるようになります。

デイトレで毎日を給料日にするためにしていること。

①爆益を狙わない
②負けにくいトレードに徹する
③自分のトレードスタイルで勝率が高い「株価100~600円の銘柄」を狙う
④自分が得意なスタイル(リバウンド狙い)をメインにする
⑤地合いや個別銘柄の値動きに合わせて「入る位置」を調整する
⑥ロスカットは反射的にする
⑦含み益が出たら早めに半分利食いし、残りの半分で大きな利益を狙う
⑧ナンピンをする場合は押し安値まで
⑨日足チャートでリスクを見極める
⑩高値・安値を意識す

⑪チャートと板で株価が一旦、下げ止まりそうなところを見極める
⑫節目で反発しそうなら入る
⑬節目を下抜けたら逃げる
⑭節目のすぐ下で買わない
⑮株価の波を意識する
⑯状況によって、複数の手法を使い分ける

では、1つずつ簡単に説明していきましょう。

①爆益を狙わない

「トレードをするからには爆益を得たい」と思うのは当然のことです。
しかし、爆益を狙うと、どうしても無理なトレードをしがちです。
たとえば、
「大きなロットで入る」
「高値圏で激しい値動きをしている銘柄に入る」
というようなトレードです。
そして、含み損が出ても、我慢してしまいます。
結果として、大きな損失が出てしまう。
このような無理なトレードをしないためにも、爆益を狙わないようにしています。

②負けにくいトレードに徹する

トレードは勝つためにやるのですが、なぜか、負けにくいトレードに徹したほうが勝てます。
デイトレを始めた頃、負けが続いたので、負けにくいトレードに切り替えました。
「負けにくいところ」で入る。
これは「株価が下がりにくいところ」と考えてもいいでしょう。
たとえば、
「サポートゾーンの上」
「(一時的に)売りが出尽くしたところ」
など。
負けにくいトレードに切り替えてから、1日単位で見て「勝つ日(収支がプラスの日)」が多くなりました。

③自分のトレードスタイルで勝率が高い「株価100~600円の銘柄」を狙う

デイトレを始めた頃に「トレードスタイル毎の成績」をノートにつけていて、「低位株での勝率が高い」ということがわかりました。
これは、リバウンド狙いの精度と関係があります。
私のリバウンド狙い手法は「株価が一旦、下げ止まるところ」を見極めて入ります。
「入った値段」と「実際に下げ止まった値段」の誤差が低位株ほど小さくなります。
つまり、「リバウンド狙い手法は低位株ほど精度が高くなる」ということです。
このようなことから、「株価100~600円の銘柄」を狙っています。

④自分が得意なスタイル(リバウンド狙い)をメインにする

これについても、「トレードスタイル毎の成績」をノートにつけていて、「自分はリバウンド狙いが得意だ」ということがわかりました。
そのため、なるべく、リバウンド狙いで入るようにしています。
理想としては、「リバウンド狙いで手堅く稼ぎ、その利益でリスクを取って、押し目買いや飛び乗りで大きな利益を得る」といった立ち回りです。

⑤地合いや個別銘柄の値動きに合わせて「入る位置」を調整する

リバウンド狙いでは「入る位置」を調整しています。
地合いや個別銘柄の値動きに合わせて、「入る位置」を少し上げたり、少し下げたりしています。
たとえば、
「今日は地合いが良いので、入る位置を普段よりも2円上げる」
「直近で急騰した銘柄なので、入る位置を普段よりも4円下げる」
というように調整するわけです。
「入る位置」を調整することで、勝率がかなり高くなります。

⑥ロスカットは反射的にする

ロスカットするときは、あれこれと考えないようにしています。
考えてしまうと、行動が遅くなるし、ロスカットしない理由を探してしまうので。
入った後、「ヤバい」と感じたり、「イメージしていた値動きと違う」と思ったら、反射的にロスカットしています。

⑦含み益が出たら早めに半分利食いし、残りの半分で大きな利益を狙う

含み益が出たら、とにかく、半分をすぐに利食いします。
こうすることで、精神的に余裕ができます。
残りの半分では状況次第で大きな利益を狙います。
うまくいかなかったら、建値で決済します。
これも「負けにくいトレード」の1つです。

⑧ナンピンをする場合は押し安値まで

最近はナンピンをすることが少ないです。
リスクを抑えるために分割で入ることはあります。
しかし、ナンピン買い下がりのようなことはほとんどしません。
買った後、株価が下がったら、即、ロスカット。
短期トレードの場合はこれが大切!
ナンピンをする場合は「上昇トレンド中の押し安値まで」です。
「押し安値」を下抜けしてしまうと、ダウ理論では上昇トレンドが終わったことになります。
上昇トレンドでもないのにナンピン買い下がりをするのはリスクが大き過ぎます。
なので、「ナンピンをする場合は上昇トレンド中の押し安値まで」と決めています。

⑨日足チャートでリスクを見極める

デイトレをしていると、板、歩み値、1分足チャート、5分足チャートばかりを見てしまいます。しかし、日足チャートから得られる情報も大切です。
「リバウンド狙いで買ったら、急落に巻き込まれた。あとで確認したら、日足チャートで高値圏だった」
「リバウンド狙いで買ったら、急落に巻き込まれた。あとで確認したら、日足チャートの節目を下抜けしたところだった」
というようなことを何度も経験したので、日足チャートでリスクを見極めるようにしています。

⑩高値・安値を意識する

日中足チャートや日足チャートの「高値と安値」を意識するようになってから、負けトレードが減りました。
高値と安値を意識することで、株価が上昇傾向なのか、下落傾向なのかがわかりやすくなります。
また、「株価が一旦、下げ止まりそうなところ」や「「株価が反落しそうなところ」がわかります。

⑪チャートと板を使って「株価が一旦、下げ止まりそうなところ」を見極める

私の場合、リバウンド狙いで入ることが多いので、「どこで下げ止まりそうか」ということが重要になります。
「株価が一旦、下げ止まりそうなところ」がわからずにリバウンド狙いで入るのは無謀。
なので、しっかりと見極めるようにしています。

⑫節目で反発しそうなら入る

節目を使ったトレードも得意です。
節目でいきなり買わずに、「節目に対しての株価の反応」を見極めてから買うことが多いです。
反発しそうな反応をしたら買います。

⑬節目を下抜けたら逃げる

買いポジションを持っているときに節目を下抜けしたら逃げます。
とくに、直近で急騰した銘柄は節目を下抜けすると急落や暴落することがあるので、即、逃げるようにしています。
これも「負けにくいトレード」の1つです。

⑭節目のすぐ下で買わない

節目のすぐ下では買わないようにしています。
理由は下がりやすいからです。
以前、直近で急騰した銘柄の急落に巻き込まれたトレードを振り返ったら、ほとんどが節目のすぐ下でリバウンドを獲りにいったときでした。
これに気付いてからは、節目のすぐ下でリバウンドを獲りにいかないようにしています。

⑮株価の波を意識する

「株価の波」を意識することで、「上昇傾向なのか、下落傾向なのか」ということがわかります。
また、「推進波なのか、調整波なのか」ということもわかるときがあります。
これらのことがわかると、トレードがしやすくなります。

⑯状況によって、複数の手法を使い分ける

1つの手法しか使っていないと収支が安定しないので、複数の手法を使っています。
リバウンド狙い手法、押し目買い手法、飛び乗り手法(追随買い)、カラ売り手法など。
これらを状況によって、使い分けています。

以上です。

 

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