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『一問一答! デイトレ株ドリル』 2026年6月23日に刊行予定!

全体相場が大きく下落しているときのデイトレ

全体相場が大きく下落しているときは、以下のようなトレードをします。

①寄り付き直後は大きくギャップダウンした銘柄のリバウンドを狙う
②ザラ場は「リバウンド狙い」をメインにして入る
③上昇傾向銘柄があれば「押し目買い」でも入る
④カラ売りは「戻り売り」で入る
⑤相場全体が戻りそうなら、「押し目買い」や「飛び乗り買い」で入る
⑥小さな値幅でロスカットする
⑦ナンピン買い下がりはしない

目次

①寄り付き直後は大きくギャップダウンした銘柄のリバウンドを狙う

全体が大きく下落しそうな日は、寄り付きから積極的に買っていくことが多いです。
トレードスタイルはリバウンド狙い。
狙う銘柄は「大きくギャップダウンした銘柄」です。

小さなギャップダウンでは買いません。
小さなギャップダウンで買ってしまうと、寄り付いた後、さらに大きく下がることがあるからです。
下落幅が大きい銘柄だけを狙います。
もちろん、「大きくギャップダウンした銘柄ならどのような銘柄でも買う」というわけではありません。
「板の状況」「チャートの節目」「上昇の起点」「下値リスク」などをよく確認し、「寄り付き後に大きく下がる確率が低そうな銘柄」だけを狙います。

また、寄り付きで買わず、寄った後に急落したところで買うこともあります。この場合は、寄り付きの気配値より下に買い指値注文を出しておきます。
約定するかしないか、というような値段に出します。
指値が下過ぎて買えないこともよくありますが、買えれば高確率で利益が出ます。

「買えたらラッキー!」くらいの気持ちで注文を出しています。

②ザラ場はリバウンド狙いをメインにして入る

ザラ場では、「リバウンド狙いの買い」をメインにします。
「投げ売り」が出やすいので、いいタイミングがたくさんあります。
1回のトレードで得られる利益は少ないのですが、それでも数をこなせばかなりの金額になります。

リバウンド狙いで入るときに見ているのは以下の通りです。

☑板
☑株価指数
☑歩み値
☑出来高
☑1分足チャート
☑5分足チャート
☑日足チャート
☑日足ベースでのリスク
☑価格帯別売買高

リバウンド狙いのリスクを小さくする方法

全体的に大きく下がっているのでリスクが大きいように思えますが、リバウンド狙いの場合、簡単にリスクを小さくすることができます.
リスクを小さくする方法は複数あるのですが、最も簡単なのは「入る位置を下げる」ことです。
「入る位置」を普段よりも少し下げるだけで、リスクを小さくすることができます。
たとえば、普段は株価500円で入っているとしたら、全体が大きく下落しているときは496円や495円で入ります。
「入る位置」を下げるとトレード回数は減ってしまいますが、その分、勝率が上がるので稼げます。
どのくらい下げるかは、相場全体の動きや個別銘柄の値動きによって異なるので、一概にいえません。

③上昇傾向銘柄があれば押し目買いや波乗りでも入る

全体が大きく下落しているときでも、上昇傾向の銘柄があれば押し目買いや波乗りで入ります。
どんなに地合いが悪くても、上昇傾向の銘柄はいくつかあります。
日中足チャートで上昇傾向になっている銘柄を見つけて入ります。

押し目買いは「株価下落にブレーキがかかったようなとき」や「株価下落にブレーキがかかりそうなところまで下がってきたとき」に入ることが多いです。
これらは、1分足チャートや5分足チャートで見極めます。

カラ売りは「戻り売り」で入る

全体が大きく下落しているときは、カラ売りで入ることもあります。
カラ売りでの入り方はいろいろありますが、私は「戻り売り」で入ることが多いです。
下落から戻ったところを狙って入ります。
「移動平均線の近辺」や「節目の近辺」で狙うことが多いです。
とくに、移動平均線で叩かれたような形で陰線が出たら、積極的に入ります。

⑤全体が戻りそうなら押し目買いや波乗りで入る

全体が戻りそうなら、メインのトレードスタイルをリバウンド狙いから押し目買いに変えます。
1分足チャートで上昇傾向になったことを確認してから、エントリータイミングを待ちます。
たとえば、1分足チャートにボリンジャーバンドを表示して、株価が「+2σ」にタッチしたのを確認したあとに、「安値を切り上げた」とか「移動平均線(センターバンド)で弾んだ」などの「エントリーの根拠」があったら入ります。

相場全体の流れが変わり、再び下落傾向になれば、持っているポジションを決済します。
そして、メインのトレードスタイルを「リバウンド狙い」に戻します。

⑥小さな値幅でロスカットする

全体が大きく下落しているときにかぎったことではありませんが、私の場合は小さな値幅でロスカットします。
建値から数円下がったら、反射的にロスカットすることが多いです。
もたもたしていると、株価がさらに大きく下がることがあるからです。

⑦ナンピン買い下がりはしない

私の場合、ナンピン買い下がりはしません。
ナンピン買い下がりをすれば儲かることもありますが、大きく損することがあるのでしません。
いつどんなときでも、「儲けること」よりも「大きく損しないこと」を優先させます。

「上昇の起点」を意識しながらリバウンドを狙う

全体的に大きく下落しているときは、「直近で大きく上昇した銘柄」もつられて大きく下落することが多いです。
直近で大きく上昇した銘柄のリバウンド狙いは、なるべく、「上昇の起点」に近いところで入るようにします。

「上昇の起点」とは、「株価の上昇が始まったところ」のこと。
たとえば、株価が500円から上昇し始めたとしたら、500円が上昇の起点になります。

株価は「上昇の起点」から上に離れていれば離れているほど、「下落によるリスク」が大きくなります。
そのため、「(日足ベースでの)上昇の起点」から上に大きく離れている銘柄でリバウンド狙いで入ると、入った後、下に大きく持っていかれることが多くなってしまいます。

逆に、「上昇の起点」に近くなれば近くなるほど、「下落によるリスク」が小さくなります。
「上昇の起点」に近くなっている銘柄を探して、その銘柄でリバウンドを狙うようにします。

こういった立ち回りができるようになると、全体が大きく下落しているときでも、デイトレで手堅く稼げます。

「反転狙い(底打ち狙い)」で入るとき

全体が大きく下落しているとき、「反転狙い」で入る人が多いようです。
「安いところで買って、大きく儲けてやろう」
このような考えで、株価が急落しているときに買う。
でも、「底」を当てるのはけっこう難しいですよね。
「買った後、株価がさらに下がって、大きく損をした」という経験をした人もいることでしょう。
私も過去に大損したことがあります。

反転狙いで買うときは以下のようにしています。

①下落局面でのオーバーシュートを確認してから
②5分足チャートでバンドウォークでの下落が終ったのを確認してから

後場寄りの仕掛け方

前引けから後場寄りまでの間に、日経先物の値が大きく変動することがあります。
この変動分は株価に織り込まれていません。
そのため、後場寄り、または後場寄り直後、株価に織り込まれることが多いです。
この織り込まれる動きを狙って仕掛けます。

変動幅が200円未満であれば、織り込まれてもそれほど動かないので、仕掛けを見送ります。
変動幅が200円を超える場合は、株価がそこそこ動くので、後場寄りで仕掛けていきます。

日経先物が上がっている場合は買いで仕掛けます。
狙うのは、前場で大きく下落した銘柄で、前場の引値とほぼ同じ値段で寄り付きそうな銘柄です。
後場寄り前に気配値を見て、前場の引値とほぼ同じ値段で寄り付きそうなら、指値で買い注文を出しておきます。

日経先物が下がっている場合はカラ売りで仕掛けます。
狙うのは、前場で大きく下落した後にけっこう戻った銘柄で、前場の引値とほぼ同じ値段で寄り付きそうな銘柄です。
後場寄り前に気配値を見て、前場の引値とほぼ同じ値段で寄り付きそうなら、指値で売り注文を出しておきます。

どのくらいの値幅で利食いするかは、市場全体の動きによって変わってきます。
あまり動かないようであれば、小さな値幅で利食いします。

全体が大きく下落しているときのデイトレについては以上です。
上記のトレードは、あくまでも、私のトレードスタイルです。
「このようなトレードをしなくてはならない」とか「このようなトレードをすれば必ず儲かる」というわけではありません。
参考程度に。

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