この記事では「トレードの勉強や研究」についてまとめています。
トレードで継続して稼げるようになるには何を勉強・研究すればよいのか?
このようなことを過去に何度か聞かれました。
この答えはかなり難しいです。
なぜなら、人によってトレードスタイルが違うので、勉強・研究するべきことが違うからです。
たとえば、スイングをしている人が板読みや歩み値の分析方法を研究しても、なかなか稼げるようにはならないでしょう。
これらの研究が無駄ということはないのですが、最短で稼げるようになりたいのであれば、優先順位は下げるべきです。
しかし、スキャルピングをしている人にとっては、これらの研究は必要になります。優先順位を上げることで、早く稼げるようになる可能性が高くなります。
このように、トレードスタイルによって、勉強・研究するべき内容が違ってきます。
また、勉強・研究する内容の優先順位も違ってくるわけです。
そのため、まずは「自分のトレードスタイル」を決めることが大切です。
その後、「自分のトレードスタイル」をよく分析し、どのような勉強・研究が必要なのか、を考えましょう。
あとは、ひたすら、研究するだけです。
以下、トレードスタイル毎に、必要だと思う勉強・研究内容をまとめました。
あくまでも、私の経験から必要だと思ったことです。
「絶対に必要だ」「これを勉強しないと稼げるようにならない」ということではありません。
また、これらを研究したからといって、必ず稼げるようになるわけではありません。
スキャルピング
①板読み
②歩み値の分析方法
③1分足チャートや5分足チャートでの「優位性の有無」
スキャルピングといってもスタイルはさまざまです。
板の状況を重視するスタイルもあれば、歩み値の注文状況を重視するスタイルもあります。
また、チャートでのテクニカル分析を重視するスタイルもあります。
私は板の状況がかなり重要だと思っています。
なので、まずは「板状況の分析方法」や「板読み」を勉強・研究したほうがいいでしょう。
その後、「歩み値の分析方法」や「1分足チャートや5分足チャートでの優位性の有無」などについて勉強・研究するといいでしょう。
デイトレ
①株価を大きく動かす材料の見極め方
②1分足チャート、5分足チャート、日足チャートでの「優位性の有無」
③歩み値の分析方法
④板読み
デイトレもスキャルピングと同じように、スタイルはさまざまです。
やや大きな値幅を狙うのであれば、材料が出て、より多くのトレーダーが注目している銘柄を狙ったほうがいいでしょう。
なので、「株価を大きく動かす材料の見極め方」について、勉強・研究したほうがいいでしょう。
「材料によって株価がどのくらい動くか」ということを見極めます。
もちろん、正確にはわからないので、「上がるのか、下がるのか」「まだ上がりそうか」ということが見極められるようになればいいでしょう。
大まかにでも見極められるようになったら、「入るタイミング(買うタイミング)」の見極めについて研究しましょう。
必要に応じて、②、③、④を勉強・研究しましょう。
スイング
①株価を大きく動かす材料の見極め方
②日足チャートでの「優位性の有無」
③全体相場の動きによる「優位性の有無」
スイングの場合、大きな値幅を狙うので、「材料が株価に与える影響」がより重要になってきます。
「株価上昇が数日間続きそうか」「(下がった後に)また上がりそうか」ということを見極められるようになったほうがいいでしょう。
また、全体相場の動きも重要です。
「優位性の有無」を見極められるようになりましょう。
以上です。
これらをベースにして、あとは必要に応じて、究めていきましょう。
たとえば、「板読みでのブレイクアウトに絞って研究する」「材料が出てストップ高になった銘柄のスイングに絞って研究する」というように。
かなり大変です。
稼げるようになるまでの道のりは長いと思います。
しかし、ちょっとした気付きで、あっという間に稼げるようになるということもあります。
稼げるようになってしまえば、あとは同じことを繰り返すだけで大きなお金を手にできる可能性があります。
やってみる価値はあると思います。