コロガシ・トレードで大きな利益を狙う

馬券の賭け方で「コロガシ馬券」というのがあります。
馬券が的中したら、その払戻金を次のレースに全額賭ける、という賭け方です。
たとえば、1レース目に1万円を賭け、的中して5万円になったとします。
その5万円を2レース目に全額賭ける。
もし、また5倍になったとすれば、25万円です。
元手の1万円が2レース的中しただけで、25万円になるわけです。

1レース目に1万円を賭ける

的中して5万円になる

その5万円を2レース目に全額賭ける

5倍の馬券が的中すれば、25万円になる

馬券で5倍のオッズというのは、珍しくないです。よくあります。

2レース目が外れたとしても、元手の1万円がなくなるだけです。
こういった賭け方がコロガシ馬券です。

これをトレードに取り入れました。
といっても、馬券購入とトレードではリスクとリターンのシステムが異なるため、まったく同じにはできません。
私がやっているのは、初めに小さく稼ぎ、その利益分でより大きな利益を狙うトレードです。

初めにやったのが、ITバブルの頃です。
以前、ツイートしたことがあるのですが、当時は「ストップ高の比例配分狙い」で稼げました。
比例配分狙いをするトレーダーが少なかった。
ライバルが少なかったというわけです。
また、比例配分の抽選システムが今と異なっていました。
そのため、ストップ高に張り付いてる銘柄に、複数の地場証券から買い注文を入れると、高確率で配分がまわってきました。
当時はITバブルというぐらいですから、相場が良かったこともあり、比例配分に当たると、翌日、大きくギャップアップすることが多かったです。
高勝率で稼げたわけです。

しかし、問題が1つありました。
それは、「比例配分のため、多くの株数を買うことができない」ということです。
ストップ高が連続して爆益になる、ということもあったのですが、ほとんどは少ない利益でした。

そこで、「ストップ高の比例配分狙いで得た利益を、別なトレードで上手く増やせないか?」と考えました。
そして、思いついたのが、「大きな資金が流れ込んでいる銘柄のスイングトレード」です。

ストップ高の比例配分狙いで稼ぐ

その分の利益でリスクを取って、大きな資金が流れ込んでいる銘柄にスイングトレードで入る

という流れです。
大きな資金が流れ込んでいる銘柄ですから、上手くいくと大きな値幅を取ることができます。
ストップ高の比例配分狙いで稼いだ少ない利益が、大きな利益に変わるわけです。

このやり方のいいところは、スイングトレードで上手くいかなかったとしても、比例配分狙いで稼いだ分の利益がなくなるだけで、損失は出ない。
上手くいかなくても、チャラ(プラスマイナス0)。
損失が出てしまう確率が低いので、含み益が出たときに長く持ち続けることができます。
「上手くいかなかったときに損失が出てしまう」と思うと、どうしても利益の確定を急いでしまいます。買値から少し上がっただけで利食いしたくなる。
しかし、「上手くいかなくても損失が出ない」と思うと、利益の確定を急ぐことなく、ポジションを持ち続けることができます。

こういったトレードで、大きく稼いでいました。
ここでのポイントは、以下の通り。
1回目のトレードは、高い確率で稼げるが利益は少ない。
2回目のトレードは、それほど高い確率で稼げるわけではないが、上手くいったときの利益は大きい。

先にも述べた通り、現在ではストップ高の比例配分狙いでは稼ぎにくくなっています。
ライバルが多くなったから、また、配分の抽選システムが変わったからです。

そこで、現在は、
リバウンド狙い⇒押し目買いか飛び乗り
というやり方にしています。
リバウンド狙いで稼ぎ、その分の利益でリスクを取って、押し目買いか飛び乗りで増やす。

リバウンド狙いは勝率が高いです。
しかし、大きな値幅を取ることはできます。
リバウンドを取るわけですから、当然です。取れるのはリバウンドのわずかな値幅だけです。
そこで、「リバウンド狙いで得た利益を、別なトレードで上手く増やせないか?」と考えました。
そして、思いついたのが、「押し目買いや飛び乗りのデイトレ」です。
押し目買いや飛び乗りは、リバウンド狙いに比べると、勝率がそれほど高くないです。
しかし、上手くいったときに大きな値幅を取ることができます。
値動きにもよりますが、リバウンド狙いで得られる利益の10倍以上になることもよくあります。

リバウンド狙いで稼ぐ

その分の利益でリスクを取って、押し目買いや飛び乗りのデイトレをする

という流れです。
上昇トレンドの銘柄を狙うので、上手くいくと大きな値幅を取ることができます。
リバウンド狙いで稼いだ小さな利益が、大きな利益に変わるわけです。

このやり方のいいところは、押し目買いや飛び乗りのデイトレで上手くいかなかったとしても、リバウンド狙いで稼いだ分の利益がなくなるだけで、損失は出ない。
上手くいかなくても、チャラ(プラスマイナス0)。
損失が出てしまう確率が極めて低いので、含み益が出たときに持ち続けることができます。

なるべく、スイングと同様に、大きな資金が流れ込んでいる銘柄に入ります。
そのほうが大きく稼げるからです。

ここでのポイントは以下の通り。
1回目のトレードは、高い確率で稼げるが利益は少ない。
2回目のトレードは、それほど高い確率で稼げるわけではないが、上手くいったときに大きな利益を得られる。

前出の「ストップ高の比例配分狙い⇒大きな資金が流れ込んでいる銘柄のスイングトレード」と同じです。

1回目トレードは上手くいかないと損失が出てしまいます。
そのため、「高い確率で稼げるトレード」であることが大事です。
1回目でつまづいてしまうと、なかなか2回目に進めないからです。2回目へ進む頃に大きな損失が出ていては意味がありません。
1回目のトレードはわずかな利益でもかまわないので、サクッと取れることが大事。
2回目のトレードは、上手くいったときに大きな利益を得られる、ということが大事です。

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