1分足チャートを使った「株価傾向の見極め」とトレードスタイルの使い分け

1分足チャートを使った「株価傾向の見極め」とトレードスタイルの使い分け

1分足チャートを使った「株価傾向の見極め」と、トレードスタイルの使い分け、について解説します。
「株価傾向の見極め」といっても、入門書に書かれているような簡単なことです。
あまり難しく考える必要はないと思います。

チャートの設定

1分足チャートを使います。
移動平均を2本表示させます。

30本移動平均線
60本移動平均線

私が使っているチャートには、このほかにもテクニカル指標を表示させているのですが、それは伏せさせてください。
今回は30本移動平均線と60本移動平均線だけで。

株価傾向の見極めとトレードスタイル

見るべきポイントとトレードスタイル
ポイントは以下の2つ。

ゴールデンクロス・デッドクロス
2本の移動平均線の並び順

ゴールデンクロスやデッドクロスになったときは、株価の流れが変わった可能性があるので、トレードスタイルを変えます。
まだ入りません。
入るかどうかは、その後の値動き次第です。

2本の移動平均線の並び順によって、上昇傾向か、下落傾向かを見極めます。

30本移動平均線が60本移動平均線の上にある……押し目買い、飛び乗り、リバウンド狙いで入る
30本移動平均線が60本移動平均線の下にある……リバウンド狙い、カラ売りで入る

飛び乗り(飛びつき、波乗り)は値動きが激しかったらやらないほうがいいです。
リスクをコントロールするのが難しいので。

実例解説

では、実際のチャートを使って解説しましょう。
下のチャートは、セルシード(7776)の1分足チャートです。
2024年7月24日前場の途中から大引けまで。

13時前に、ゴールデンクロスしました。
ここで、トレードスタイルを変えます。
30本移動平均線が60本移動平均線の上になっているので、根拠があれば、押し目買い、飛び乗り、リバウンド狙いで入ります。
リバウンド狙いで入った場合は、やや大きめのリバウンドを狙ってもいいでしょう。

14時を少し過ぎたところで、デッドクロスしました。
ここで、トレード戦略を変えます。
30本移動平均線が60本移動平均線の下になっているので、根拠があれば、リバウンド狙いで入ります。
今日のセルシードはボラティリティが大きかったので、リバウンドも大きかったです。
普段は小さなリバウンドを獲ります。

また、チャートの形や移動平均線がきれいだったので、株価傾向がわかりやすかったです。チャートの形や移動平均線がきれいな銘柄を選ぶということも、デイトレで勝つコツです。

以上です。
夕食後に急いで書いたので、「2本の移動平均線の間隔」「傾斜」「株価(ローソク足)との位置関係」については後日、加筆します。

 

私がメインに使っているリバウンド狙い手法(1分足編)。
『リバウンド狙い手法 1分足編(デイトレ・スキャルピング)』はこちら
私が約20年かけて作り上げたリバウンド狙い手法について書いてます。
リバウンド狙いなら、どのような相場状況でも稼ぐチャンスがあります。