この記事では、デイトレで継続して稼げるようになるためのヒントを簡単にまとめています。
ヒントはトレードスタイルによって違ってきます。
この記事では、「テクニカル・ポイントでのデイスキャ」を対象にしています。
他のトレードスタイル(材料株のデイトレや波乗りトレードなど)のヒントは、いつか機会があれば、まとめます。
では、さっそく、ヒントについて述べていきます。
以下のトレードを小さなロットで試してみてください。
①監視銘柄の板を見る
↓
②極端に多い買い注文が入っている値段を見つける(なければ、別な銘柄へ)
↓
③「②」の理由を探す
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④理由がわかり、「買いの根拠」として強そうであれば、その値段の1~3ティック上で買う
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⑤買った後、株価が「極端に多い買い注文が入っている値段」を下抜けしたらロスカットする
①板を見る
まずは、監視銘柄の板を見ます。
できれば、フル板を使ってください。
②極端に多い買い注文が入っている値段を見つける(なければ、別な銘柄へ)
板を見て、極端に多い買い注文が入っている値段を見つけます。
たとえば、「どの値段も数千株しか買い注文が入っていないのに、355円だけは5万株の買い注文が入っている」というように。
③「②」の理由を探す
次に、「なぜ、多くの買い注文が入っていたのか?」といった理由を探します。
たとえば、「なぜ、355円だけに多くの買い注文が入っていたのか?」といった理由を探すわけです。
日足チャート、5分足チャート、1分足チャートを使って探します。
多くのトレーダーが使っていそうな移動平均線は表示させておきましょう。
その他、テクニカル的なポイントも把握しておきましょう。
④理由がわかり、「買いの根拠」として強そうであれば、その値段の1、2ティック上で買う
「極端に多い買い注文が入っている理由」がわかり、それが「買いの根拠」として強そうであれば、買います。
極端に多い買い注文が入っている値段の1~3ティック上で買います。
たとえば、「356~358円」で買うわけです。
買いの具体的なタイミングはいろいろ試して決めましょう。
⑤買った後、株価が「極端に多い買い注文が入っている値段」を下抜けしたらロスカットする
まとまった買い注文が入っていても、株価が下に抜けていくことはあります。
そのときは、「買いの根拠」が消滅したわけですから、すぐにロスカットしましょう。
まとまった買い注文の2ティック下あたりでロスカット。
たとえば、355円にまとまった買い注文が入っていれば、株価が353円になったらロスカットするわけです。
入った後に株価が上がって含み益が出た場合は、株価の動き、チャートの形、板状況、歩み値などによって利食いのポイントを決めます。
初めのうちは大きな値幅を狙わず、小さな値幅で利食いしましょう。
このトレードを続けていくと、何か気付きがあるはずです。
「入った後、株価が下がりにくいテクニカル・ポイント」
「勝率の高い状況」
「期待値の高いトレード」
といったことが、少しずつわかってくると思います。
小さな気付きを積み重ねれば、デイトレで継続して稼げるようになるはずです。