レベルをアップさせながら常勝トレーダーを目指す!

「トレーダーとしてのレベルアップ」の記事です。
「継続して利益を得られるトレーダー」を目指します。
 

Level1 大きな損失を出さないトレードができるようになる

これは、
「1回のトレードで大きな損失を出さない」
「同一銘柄のポジションで大きな損失を出さない」
ということです。
具体的には、ロスカットを早めにする、自分の資金に対して大き過ぎるポジションを持たない、ナンピン買いを何度もしない、2階建てをしない、などです。
意外とできていない人が多いようです。
トレードは儲けることが大事なのですが、それよりも「退場させられないこと」のほうが大事です。なので、まずは大きな損失を出さないようなトレードができるようになりましょう。
 

Level2 損失を抑えられるようになる

これは、「ロスカットがきちんとできるようになる」ということです。
ただ、ロスカットすればよい、というわけではありません。
自分のトレードスタイルにおいて、「適切なタイミング」でロスカットできるようになることが大切。
トレードスタイルによってリスクの取り方が違うので、「適切なタイミング」も違ってきます。
たとえば、デイトレとスイングでは違います。
また、同じデイトレでも、大きな値幅を狙った押し目買いと小さな値幅を狙ったリバウンド狙いでは違ってきます。
なので、自分のトレードスタイルをよく理解し、ロスカットの「適切なタイミング」を考えること。
そして、そのタイミングできちんとロスカットできるようになりましょう。
 

Level3 損失が出やすいタイミングを避けられるようになる

相場では「損失が出やすいタイミング(または状況)」があります。
買いで損失が出やすいタイミングだと、パッと思いつくのが「下降トレンドのとき」でしょう。たしかに、下降トレンドのときに買いで入ると、損失が出やすいといえます。
また、「節目を下抜けしたとき」も、買いで損失が出やすいタイミングです。
押し安値やネックラインなどの節目を下抜けすると、一時的に多くの売り注文が出て、株価が急落します。 これは、「節目までは我慢して持っている。節目を下に抜けたら、逃げよう」という考えでトレードしている人が多いからだと思います。
あと、書籍やXでも取りあげた「(直近で大きく上昇した銘柄が)14時過ぎに下落が始まったとき」も、買いで損失が出やすいタイミングです。
「投げ売りの連鎖」が止まらないことがあります。

このような「損失が出やすいタイミング」は、経験によってわかってくるものです。
トレード中に気付いたことがあったら、メモ帳やノートなどに書いておきましょう。
そして、「損失が出やすいタイミング」を避けてトレードすることが大切です。
 

Level4 損失を限定しながら利益を出せるようになる

「Level1」から「Level3」までは、損失を抑えるためのレベルアップでした。
「Level4」からは、いよいよ、トレードで利益を得るためのレベルアップになります。
けっして難しいことではありません。
「Level3」までがしっかりできるようになっていれば、自然と「Level4」はクリアできます。
なので、この「Level4」というのは、「Level3」までがしっかりできていて、実際にトレードしたときに利益がきちんと出るか」を確認するのが目的です。
もし、実際にトレードをしてみて、利益が出ないようであれば、「Level2」の「適切なタイミングでロスカットする」ができていないか、「Level3」の「損失が出やすいタイミングを避ける」 ができていないか、のどちらかだと思います。
ロスカットのタイミングを調整したり、損失が出やすいタイミングをあといくつか見つけてみましょう。

ちなみに、私の場合は、「Level1」から「Level3」までがきっちりできた段階で、実際のトレードで利益が出るようになりました(なっていました)。
 

Level5 損失を限定しながら利を伸ばせるようになる

トレードで大きな利益を得るためには、利を伸ばしていくことが必要です。
「利を伸ばすこと」は簡単なようですが、実際やってみるとかなり難しいです。
自分のトレードスタイルをよく分析し、どうすれば、損失を限定しながら利を伸ばせるのか」を考えてみましょう。

たとえば、押し目買いの場合、取るリスクを「押し安値の少し下」までに限定して入ります。そして、うまく含み益が出たら、それを伸ばしていきます。
もちろん、伸びるか伸びないかは株価の動きしだいになります。
なので、「株価が上昇傾向」であることが重要です。
できれば、「上位足チャートでも上昇傾向」。

このように、トレードスタイルによって、「利を伸ばすコツ」が違うため、自分のトレードスタイルを分析し、そのスタイルでの伸ばし方をマスターしていくことが大事です。

ちなみに、私の場合は、以下のようにして利を伸ばしています。

日足チャートと5分足チャートで上昇傾向の銘柄にリバウンド狙いで入る。

「うまく押し目で入れたのでは」と思ったら、ポジションの半分をリバウンドで利食いする。

残り半分のポジションは「建値に下がるまで持つつもり」で利を伸ばすようにする。

株価の動きしだいでスイングに切り替え、さらに利を伸ばす。

日足チャートで上昇傾向なので、株価が大きく上昇することがあります。
とうぜん、含み益もかなり大きくなります。
「リバウンド狙いの小さなリスク」で「スイング分の大きな利益」を得られるわけです。
 

Level6 調整局面や下落相場でも利益を出せるようになる

相場は上昇局面だけではありません。
調整局面や下落局面もあります。
こういった局面では「トレードをしない」というのも1つの選択ではあります。
しかし、利益を得られるチャンスがあるので、「トレードをしていく」というのが、私の考えです。

調整局面や下落局面で利益を出す方法はいくつかあります。
「リバウンド狙いの買い」や「カラ売り」など。
また、数は少ないのですが、上昇傾向の銘柄もあるので、そういった銘柄の押し目買いや飛び乗りで入る方法もあります。

私の場合、「リバウンド狙いの買い」をメインにしています。
「リバウンド狙いの買い」なら、調整局面や下落局面でも技術があれば利益を出せます。
相場全体が暴落しているときでも、利益を出せる。
むしろ、「稼ぎ時」です。
 

Level7 継続して利益を出せるようになる

「トレードで継続している利益を得る」ということは、ものすごく難しいように思えます。
しかし、 ここまでの「Level1」から「Level6」までがしっかりできるようになっていれば、「Level7」はクリアしているはずです。
つまり、すでに「継続して稼げるトレーダーになっている」ということです。
なので、この「Level7」というのは、「Level1」から「Level6」までを継続してやっていけるかどうかがポイントになります。
トレードスタンスを崩さない。
トレードルールを守る。
「Level1」から「Level6」までを継続してやっていくことができれば、トレードで利益を出し続けることができるはずです。
実際、私は、どのような相場局面でも、継続して利益を得ています。

 
以上です。
あくまでも、「私はこんなイメージで上がってきた」ということです。
同じようにやる必要はないと思います。
 
この記事を読んで、早く「Level7」になりたい、と思っている人は多いはずです。
一気に駆け上がりたいはず。
しかし、段階的に上がっていくべきです。
そのほうが確実です。
それぞれの「Level」で、「どうすればクリアできるのか」「どうすれば上のLevelにいけるのか」をしっかりと考え、「細かな課題」を出してクリアしていきましょう。
そうすれば、常勝トレーダーになれる確率が高くなります。

 

私が使っている「リバウンド狙い手法」です。
『リバウンド狙い手法 1分足編(デイトレ・スキャルピング)』はこちら
私が約20年かけて作り上げたリバウンド狙い手法について書いてます。
リバウンド狙いなら、どのような相場状況でも稼ぐチャンスがあります。
スキャルピングのやり方を知りたい方におすすめの記事です。