この場合の「勝てる」とは、「1、2回勝てる」という意味ではありません。
「継続的に勝てる」という意味です。
たとえば、「1ヶ月単位でプラス収支にできる」とか「1週間単位でプラス収支にできる」という意味だと考えてください。
トレードで負け続けている人がある日突然、(きっかけなしに)勝ち続けられるようになるということはほとんどありません。
何かきっかけがあって勝てるようになる、ということが多いです。
そのきっかけは何か?
①トレードルールを見直した
②気付きがあった
③仮説⇒検証をした
私や私とお付き合いのあるトレーダーさんの経験からは、上記の3つのどれかが多いです。
私については、株のリバウンド狙いが②、FX のデイトレが③です。
①トレードルールを見直した
私とお付き合いのあるトレーダーさんの1人は、スイングで入るタイミングを少し変えたら勝てるようになりました。「こういうタイミングだけで入る。それ以外は入らない」というように、限定したそうです。
②気付きがあった
何かしらの気付きがあって、それをトレードルールや手法にして勝てるようになった、というトレーダーさんは多いです。
私もそうです。
デイトレで勝てるようになったきっかけは、リバウンド狙いで気付きがあったからです。
あるトレードで勝ったとき、「なんだ、こうすれば勝てるじゃん」と気付きがありました。
それをトレードに取り入れ、手法にすることで勝てるようになりました。
③仮説⇒検証をして勝てる方法を見つけた
何かしらの仮説を立てて、それを検証することで勝てるようになった、というトレーダーさんも多いです。
仮説⇒検証によって、勝てる方法を見つけたわけです。
たとえば、「こういう状況になれば株価が上がるのでは?」という仮説を立てて、それを検証します。検証の結果が良くてトータルでの収支がプラスになるようであれば、今度はそれを手法にします。
私がFXのデイトレで勝てるようになったきっかけは、これです。
「こういう状況になればレートが上がるのでは?」「こういう状況になればレートが下がるのでは?」という仮説を立て、それを検証しました。その結果、トータルでプラスになりそうだったので、手法にしました。これで勝てるようになりました。
「仮説⇒検証」がきっかけになって勝てるようになったわけです。
②の「気付き」があればいいのですが、「努力すれば得られる」というわけではないので、難しいですね。
①か③を地道にやっていったほうがいいでしょう。
おすすめは③です。
おそらく、「仮説⇒検証」の9割は何も成果が得られないと思います。トータルで収支がプラスになるような方法が見つからないということです。
でも、1つでも見つかればいいわけです。
必ず見つけられるというわけではありませんが、見つけられれば大きな利益を得られるので、チャレンジしてみる価値はあると思います。